12月31日 ルアンパバーン
宿泊先『サンパオ ゲストハウス』(ツイン 80000キップ)
100円=9000キップ
今日は大晦日。このルアンパバーンの街は普段とあまり変わらないように感じていた。夜になり今年最後の晩餐は、焼肉で締めくくる事にした。
メコン川沿いにある焼肉屋さんで食べ放題を実施しているお店があると聞いていたので、少し高いが奮発して行く事にした。一人60000キップとかなりの出費だったが、年の締めくくりにはもって来いの豪華な食事となった。
ラオス式の焼肉はジンギスカンの様な鉄板で鉄板の周りにはスープが入る堀みたいな物がついている。焼肉の適度な肉汁がスープに落ちそこですき焼き風に野菜やたまごなどを煮込みながら食べる事もできる。焼き肉とすき焼きと言う豪華な組み合わせ素敵だった。
途中シンさんが合流して、そのままカウントダウンを焼肉屋さんで済ました。カウントダウンが終わったところでお店を出ようとすると空に火の玉みたいな物体が沢山飛んで来た。
最初はなんだかわからず、とても幻想的な雰囲気だったが、それが熱気球式のバルーンとわかりカウントダウンにあわせてナイトマーケットから飛ばしている物だった。
興味があったのでナイトマーケットまで行ってみると、1個10ドルで自分で上げる事ができるようになっていた。普段なら無駄な出費を抑えたい所だったが、年明けに願いを込めてバルーンを飛ばすのも素敵だと思い3人で一緒にバルーンをあげる事にした。
それぞれ自分の願いをバルーンに込めて一緒に手を離すと頼りなげながらもバルーンは空中に飛んで行った。やはり自分で飛ばすバルーンは他のバルーンと違い一段と幻想的で美しく見えた。光が見えなくなるまでバルーンを3人とも黙って見守っていた。
ナイトマーケットからゲストハウスに向かう帰り道、のどが渇いていたので途中の商店へ。そこでもパーティーをしていて、水だけ買うつもりだったが、ビールや、ラオ酒(ウォッカみたいな物だった)を飲まされて、かなり泥酔してゲストハウスに辿り着いた。
何処で年を越すか、何処で新年を迎えるかを最後まで悩んでいたが、ここルアンパバーンと言う土地で2008年を締めくくれた事がとても嬉しかった。バルーンに込めた祈りや、ラオスの人の温かさが良い思い出となり、悔いなく1年を終わらせる事ができた。そして来年からも旅が続いて行くが、このラオスで2009年がスタートできる事を嬉しく思う。
今年、お世話になったみなさんありがとうございました。いろいろな人の助けを受けてこうして僕はラオスでお正月を迎える事ができました。2008年は本当にいい年になりました。感謝してます。
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